今回は、あの“かぐや様”の声で一躍大ブレイクを果たした人気声優、古賀葵さんを特集します。
可愛さの中に芯の強さを感じさせる、そんな彼女の魅力を深掘りしていきます!
◆古賀葵さんってどんな人?
1993年8月24日生まれ、佐賀県出身。身長は150cmと小柄ながら、存在感はバツグン!
所属事務所は81プロデュース。専門学校で演技を学び、2014年に声優デビュー。
地道に経験を重ねながら、2019年に『かぐや様は告らせたい』の四宮かぐや役に抜擢され、一気にブレイクを果たしました。
◆代表的な出演作品
古賀さんの声の特徴は、清らかで可憐な声質。でも、可愛いだけじゃない!作品によってまったく違う表情を見せてくれます。
- 四宮かぐや(かぐや様は告らせたい)
…「お可愛いこと」でおなじみの名台詞!気品ある“令嬢モード”からポンコツな“乙女モード”まで、感情の振れ幅がすごい。まさに代表作。 - 中野三玖(五等分の花嫁∽)【劇場版ゲームボイス】
…控えめで不器用、でも芯のある女の子を優しく演じるのが絶妙。 - 忍野扇(〈物語〉シリーズ)
…理知的で掴みどころのないキャラ。無機質な声に微妙な感情をにじませる難役を見事にこなしました。 - 小紅(未確認で進行形)
…ツッコミも担当する真面目系ヒロイン。テンポ感ある演技が光る! - アネット(ファイアーエムブレム 風花雪月)
…明るく一生懸命な少女を、歌唱込みでフレッシュに演じきりました。
◆演技の振り幅がすごい!
『かぐや様』ではお嬢様モードと恋する女子モードを巧みに切り替え、『物語シリーズ』では哲学的で怪しい語り口を表現。
一見“ほんわか声優”のようで、実は繊細な感情表現の名手なんです。
感情の起伏が激しいキャラでも、決して大げさすぎず、リアルで共感を呼ぶ声に落とし込むのが古賀さんの凄さ。
内に秘めた強さや想いを、ふんわりと届けてくれるんですよね。
◆声優アワード主演女優賞も受賞!
その実力は業界内でも高く評価され、第14回声優アワードで主演女優賞を受賞。
「自分の声が、誰かの心に届いたなら本当にうれしいです」と涙ながらに語ったスピーチが印象的でした。
『かぐや様』をはじめ、シリアスもコメディもこなす演技の幅と深さが、まさに受賞にふさわしいものでした。
◆朗読・ナレーションでも大活躍
古賀さんの声は“聴く物語”にもぴったり。
NHKの語りや、ボイスドラマ・朗読劇でも活躍しており、滑舌の良さ・間の取り方・耳なじみの良さが抜群。
特に文学作品の朗読では、落ち着きと品のある声が作品世界をグッと引き立ててくれます。
◆2025年のトピック
2025年はアニメ『マギアレコードFinal Season』での再登場や、オリジナルアニメ『カルテット・ループ』での主演など、ますます活躍中!
また、自身のフォトブック第二弾の制作も発表され、ビジュアル面でも注目を集めています。
ファンイベントでは佐賀弁を交えたトークが人気で、地元愛の強さも好感度◎!
◆まとめ:繊細さと愛らしさを兼ね備えた実力派
古賀葵さんは、「かわいい声優さん」という枠にとどまらない、“感情で魅せる”表現者。
ヒロインの可愛さも、知的キャラの冷静さも、彼女の声からはすべてが自然に伝わってきます。
今後もさらに多彩な役に挑戦していくであろう古賀さん。次はどんな新しい一面を見せてくれるのか、楽しみで仕方ありません!