こんにちは!今回は、2023年からスタートした新アニメ『ポケットモンスター(リコとロイ編)』の魅力をたっぷりとご紹介します。
前シリーズで、25年以上にわたって続いたサトシとピカチュウの冒険が感動の幕引きを迎えたことで、アニポケは新たな世代へ。
新主人公・リコとロイの物語が描かれるこのシリーズは、“ポケモンアニメ第二章”とも言える壮大なチャレンジ!
「新しくなったアニポケってどうなの?」という方に向けて、本作の見どころをわかりやすく解説します。
物語のスタート地点はパルデア地方

今作の舞台は、ゲーム『ポケットモンスター スカーレット/バイオレット』の世界・パルデア地方。
ただし、物語は特定の地方に縛られず、空飛ぶ巨大飛行船「ブレイブアサギ号」に乗って、さまざまな地域を巡る“冒険旅スタイル”となっています。
このため、カントーやジョウトなど過去作の地方も再登場し、歴代ファンも楽しめる構成に!
W主人公・リコとロイの対照的な成長ドラマ
新シリーズの主人公はこのふたり!
●リコ(CV:鈴木みのり)
控えめで内向的な少女。好奇心はあるけれど、積極的に冒険に踏み出すタイプではない。
パルデア地方の学校に通いながら、自分自身を見つける旅を始める。
相棒はニャオハで、持っているペンダントには大きな秘密が…?
●ロイ(CV:寺崎裕香)
島育ちで、元気いっぱいの冒険少年。伝説のポケモンに憧れていて、夢は「世界一のトレーナー」。
“謎のモンスターボール”を持ち、その中に眠る存在とは……?
ふたりの性格はまるで正反対。
だけどそれぞれのペースで一歩ずつ成長していく姿が、まさに“これからのアニポケ”を象徴しています。

ライジングボルテッカーズが物語のカギ!
リコとロイが所属することになるのが、空飛ぶ冒険者チーム「ライジングボルテッカーズ」。
- フリード(CV:八代拓):ピカチュウ使いの若き博士。過去にサトシと関わっていた…?
- モリー、マードック、ランドウなど、個性豊かなメンバーがそろい、それぞれの専門分野を活かして旅を支えます。
彼らの存在が、家庭のようであり、チームのようでもある。
従来の「旅仲間」とは違った温かさが魅力です。
伝説・未知・謎――冒険のワクワク感が満載!
本作の魅力は、まさに「冒険そのもの」。
リコの持つ不思議なペンダント、ロイのボール、そして接触する謎の組織「エクスプローラーズ」。
さらに伝説のポケモン「黒いレックウザ」をはじめ、スケールの大きい神秘的なストーリーが随所に散りばめられています。
ポケモンを「捕まえて戦う」だけではない、ポケモンの存在そのものへの問いかけがあり、より“物語重視”なアニメとして進化しているのが特徴です。
ポケモンとの触れ合いが丁寧に描かれる
本作では、ポケモンとの絆の描写がとても丁寧。
- リコがニャオハと少しずつ心を通わせる様子
- ロイとホゲータの“相棒になるまでの距離感”
- 野生ポケモンたちとの繊細なやりとり
バトルよりも「共に過ごす時間や信頼関係」に重きを置いた演出が多く、癒しと感動がじんわりと伝わってくるのがこのシリーズならでは。
作画・演出もさらに進化!
近年のアニポケは作画レベルが高いことで定評がありますが、今作はとくに背景美術・アクション作画・感情表現が美しく繊細。
風の音、草のざわめき、夕焼けの中でたたずむポケモン
そうした“静かな美しさ”が映像でもしっかり描かれており、まるで劇場版クオリティ!
まとめ:アニポケの新時代は「物語」と「成長」を大切にする作品!
アニメ『ポケットモンスター(リコとロイ編)』は、長年親しまれてきたサトシの物語から一新されながらも、ポケモンの本質“絆”と“冒険心”を大切に受け継いだシリーズです。
- キャラの成長が丁寧に描かれる
- 世界観が広く、奥深い冒険が続く
- ポケモンとの向き合い方に新しい視点
- ビジュアルや演出面も進化
「ポケモンアニメ、変わったなあ」と感じつつも、見続けるうちに“これはこれでとても良い!”と思わせてくれる温かさがあります。