「マクロスシリーズってたくさんあるけど、どこから見ればいいの?」という方のために、この記事では初代から最新作までの全マクロスシリーズを一挙に解説します!
マクロスといえば、「歌」「三角関係」「可変戦闘機(バルキリー)」の三本柱が有名。ですが、それだけではありません。時代ごとに進化し続ける物語・音楽・恋模様に、今なお多くのファンが惹きつけられています。
マクロスとは?世界観の特徴

1982年に『超時空要塞マクロス』として始まったマクロスシリーズは、人類と異星人の接触・戦争と共存・音楽による奇跡をテーマにしたSFアニメ。
作品ごとに主人公や時代は異なりますが、すべての作品が同じ未来世界(統合戦争後の地球)を背景に描かれています。
「歌×恋愛×バトル」という唯一無二のスタイルで、40年以上にわたりアニメファンを魅了してきた名作シリーズです。
マクロスシリーズ作品一覧と見どころ
① 超時空要塞マクロス(1982年)

シリーズの原点。地球を守る戦艦「マクロス」と戦闘機「バルキリー」、そして歌姫リン・ミンメイによる人類救済の物語。
『愛・おぼえていますか』という名曲と、アイドル×ロボットアニメという革新的な構成で一大ブームを巻き起こしました。
② マクロスプラス(1994年)
OVA作品。AI歌姫シャロン・アップルの暴走と、2人のパイロットの確執を描いたリアル志向SFアニメ。
リアルな戦闘機描写や、菅野よう子によるサウンドが評価され、シリーズ随一の大人向け作品となっています。
③ マクロス7(1994年)
異色の“熱血音楽アニメ”。ロックバンド「FIRE BOMBER」のボーカル・熱気バサラが、歌の力で敵と戦うという破天荒な設定。
「俺の歌を聴け!」の名セリフでおなじみ。ロック×マクロスの異端にして人気作。
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④ マクロスゼロ(2002年)

『超時空要塞マクロス』の前日譚を描いたOVA。
異星文明の遺産をめぐる争奪戦を通して、自然と科学、人類の進化と戦争を描き出す。南国の神秘的な演出や高品質CGも見どころ。
⑤ マクロスF(フロンティア)(2008年)

シリーズ再興の立役者。銀河を旅する移民船団を舞台に、シェリル・ノーム&ランカ・リーのWヒロインと主人公アルトの恋模様が展開。
『ライオン』『星間飛行』などの楽曲は今なお愛される名曲多数。歌・恋・戦闘機の黄金バランスが炸裂する名作です。
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⑥ マクロスΔ(デルタ)(2016年)

5人組女性ユニット「ワルキューレ」が、歌で人々の心を救うという“戦うアイドル”×空中ライブアニメ。
最新鋭バルキリーによる空戦とライブ演出の融合は圧巻。Δ小隊との連携も見どころで、現代風アイドルアニメ要素も満載。
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マクロスの魅力は「歌」だけじゃない!
可変戦闘機バルキリーの存在感

戦闘機からロボットに変形する“可変機構”を持つ「バルキリー」は、シリーズのメカ的シンボル。
リアルな航空機描写とロボットバトルを両立した名メカで、世代ごとにデザインや性能が進化していきます。
三角関係の“恋愛模様”も外せない!
マクロスといえば恋の三角関係。主人公と2人のヒロインという構図は毎作恒例。
視聴者による“推し論争”も加熱し、物語を盛り上げる感情要素として重要な役割を果たしています。
マクロス=時代を映すエンタメの鏡
1980年代のアイドル文化、2000年代のボーカロイド、2010年代のアイドルアニメブームなど、マクロスは常にその時代の音楽・社会トレンドを反映してきました。
シリーズを通して観れば、日本のポップカルチャーの変遷まで見えてくるかもしれません。
まとめ:マクロスは“文化”そのもの

マクロスシリーズは、「歌」「恋」「戦闘機」という3要素を軸に、アニメを越えて一つのカルチャーとして定着しています。
音楽性、ドラマ性、メカ描写、どれを取ってもハイクオリティ。
どの作品からでも楽しめるので、まずは自分の好みに合った作品から“マクロスワールド”に飛び込んでみてください!
【初心者におすすめの作品】
- 物語重視派:マクロスF、マクロスΔ
- メカ描写派:マクロスプラス、ゼロ
- 昭和レトロ派:初代、マクロス7