こんにちは!アニメイン編集部です。
今回は「ツルネ あらすじ」をテーマに、物語の流れや見どころをわかりやすく解説します!
「ツルネ ―風舞高校弓道部―」は、綾野ことこ先生の小説を原作とし、京都アニメーションが手がけた青春×弓道アニメ。
2018年に第1期が放送され、2023年には第2期『ツルネ ―つながりの一射―』も放送されました。
“弓を放つ音=ツルネ”をキーワードに、静かながらも芯のある青春ドラマが展開。
ツルネ あらすじ|心に傷を抱えた少年の再出発

物語の主人公は、弓道を愛する高校1年生・鳴宮湊(なるみや みなと)。
中学時代に弓道で活躍していた彼は、ある出来事をきっかけに弓が引けなくなる「早気(はやけ)」という症状に悩まされ、競技から離れていました。
そんな湊が再び弓道と向き合うきっかけとなったのは、友人・竹早静弥や、新たな仲間たちとの再会。風舞高校弓道部に入部した彼は、再び「的に向かうこと」「弓を引くこと」の意味を模索しながら、少しずつ心を癒していきます。
そして出会った、一人の凛とした射手。夜多の森弓道場で見かけた“ある射”が、湊の弓道に対する想いを再び灯していくのです。
弓道がつなぐ5人の絆と成長

風舞高校弓道部には、湊以外にも個性豊かな仲間たちが集います。
- 静弥(しずや):湊の幼なじみで、理性的かつ努力家な副部長
- 海斗(かいと):勝ち気で真っ直ぐな性格のエース
- 七緒(なお):おおらかでムードメーカー的存在
- 遼平(りょうへい):明るく人懐っこいムードメーカー
最初はぶつかり合うことも多かった彼らですが、試合や合宿、悩みの共有を通じて、徐々に“チーム”としてまとまっていく様子が丁寧に描かれます。
弓道は団体戦でありながら、あくまで“個”の技術と心が問われる競技。だからこそ、チーム内の信頼や心理状態が勝敗に大きく影響します。
この「心と心の距離感」が可視化されていく過程は、スポーツアニメとしても非常にユニークです。
弓道ならではの“静と動”の美学

「ツルネ」は、他のスポーツアニメと違い、派手なアクションや激しい展開はほとんどありません。
しかし、静かな時間の中にある張り詰めた空気や、矢を放つ瞬間の緊張感が、視聴者の感情を強く揺さぶります。
- 弓を引く所作の美しさ
- 呼吸音と“ツルネ”の響き
- 空気の揺れや風の音
これらはすべて、京都アニメーションならではの繊細な映像と演出によって、五感に訴えるように描かれています。
視覚・聴覚・感情すべてが静かに満たされていく、そんな作品です。
ツルネはこんな人におすすめ!

- 静かで丁寧な青春ストーリーを楽しみたい方
- キャラクター同士の“心の距離感”を重視する方
- 京都アニメーションの映像美を堪能したい方
- 派手さよりも“内面の成長”に共感したい方
また、現実の弓道を少しでも知っている方なら、作中の所作やルールの再現度にも注目できるでしょう。
競技としてのリアルさと、アニメならではの演出が絶妙に調和した作品です。
ツルネ あらすじまとめ|一射に込めた青春と再生の物語

「ツルネ」は、弓道を通じて心の傷と向き合い、仲間とともに成長していく静かながらも力強い青春アニメです。
騒がしくない、でも芯のある物語。
傷ついた少年たちが矢を放ち、自分自身と対峙していく姿に、きっと心が温かくなるはずです。
まだ観ていない方は、ぜひ「ツルネ」の世界を体感してみてください。
あなたもきっと“心に響くツルネ”を聴くことになるでしょう。
📌公式情報はこちら
物語の詳細やキャラクター情報をさらに知りたい方は、アニメ「ツルネ」の公式サイトもご覧ください!最新情報や美麗なビジュアルも掲載されています。
👉『ツルネ -つながりの一射-』公式サイト
本記事で使用している作品情報・画像の出典
『ツルネ ―風舞高校弓道部―』公式サイト©綾野ことこ・京都アニメーション/ツルネ製作委員会