アニメ紹介(まとめ)

【癒し系アニメ おすすめ7選】疲れた心にそっと寄り添う…

最近、仕事や人間関係、家事に育児…なんだか毎日が慌ただしくて、心がすり減っていませんか?

そんなときこそ観てほしいのが“癒し系アニメ”です。

爆発もなければバトルもない、ド派手な展開もない。
だけどその分、静かで、穏やかで、何も考えずにただ“いいなぁ”と思える時間が、そこにはあります。

今回は、そんな「心がそっとほぐれていく」ような癒されるアニメを、厳選して7本ご紹介します。
疲れている人、眠れない夜、何となくモヤモヤする日
あなたの心の隙間に、そっと寄り添ってくれる1本が、きっと見つかるはずです。


1. ARIA The ANIMATION(アリア)

ジャンル:未来×スローライフ×癒し

おすすめ度:★★★★★

火星をテラフォーミングし、「ネオ・ヴェネツィア」として再現された未来の水の都を舞台に、観光案内人“ウンディーネ”を目指す少女たちの物語。

この作品の魅力は何よりもその空気感
美しい水辺の風景、優しく流れるBGM、そして前向きで素直なキャラクターたち。まるで上質な詩を読んでいるような感覚になります。

全体的に“事件が起きない”作品なので、夜寝る前に1話だけ観る、という贅沢な使い方がオススメ。


2. やさしいだけじゃない式守さん

ジャンル:学園ラブコメ×癒し×逆転構図

おすすめ度:★★★★☆

ドジで不運な男子高校生・和泉くんと、彼を全力で守る“イケメン彼女”・式守さんのやりとりが微笑ましくて、観ているだけでニヤニヤしてしまう。

甘すぎないけれど、確実に心を溶かしてくれる。
式守さんが時折見せる男前っぷりと、和泉くんのやさしさが絶妙なバランスで成り立っていて、見ているだけで「こんな恋がしたかったなぁ」と思わされます。

疲れている夜に、軽く心をあっためたいときにピッタリです。


3. 夏目友人帳

ジャンル:妖怪×ヒューマンドラマ×癒し

おすすめ度:★★★★★

“妖(あやかし)”が見える少年・夏目が、祖母が遺した「友人帳」を通じて妖たちと心を通わせていくお話。

どの話もほんのり切なくて、やさしくて、誰かの孤独や想いにそっと寄り添ってくれます。
時には涙がこぼれそうになるけれど、それもまた癒し。

ニャンコ先生の存在もかわいくて頼もしくて、作品のアクセントとして抜群。
忙しさに疲れて“心の余白”を失っている人にこそ観てほしい名作です。


4. のんのんびより

ジャンル:田舎×スローライフ×日常

おすすめ度:★★★★☆

舞台は全校生徒がたった5人の田舎の分校。
都会から引っ越してきた少女・蛍と、地元の女の子たちの日常を、のんびりと描いたアニメです。

この作品の癒しポイントは、とにかく“何も起きない”こと。
でもそれが良い。虫の声、畑の風景、夕暮れの空――そういった何気ない日常の描写がとても丁寧で、「子どもの頃の夏休み」を思い出させてくれるんです。

笑えるシーンも多く、クスッとしながら観られるのも魅力です。


5. 甘々と稲妻

ジャンル:グルメ×親子愛×癒し

おすすめ度:★★★★☆

妻を亡くした高校教師と、その幼い娘・つむぎ、そして料理が苦手な女子高生・小鳥の3人が、一緒にごはんを作って食べることで少しずつ成長していく物語。

何気ない家庭料理が、とてもおいしそうに描かれていて、観ているだけでお腹が空きます(笑)。
でもそれ以上に、つむぎの無邪気さ、親子の愛情、食卓に並ぶ小さな幸せが、心の奥をじんわり温めてくれます。

家族のありがたさや、食べることの大切さを思い出させてくれる1本です。


6. たまゆら

ジャンル:写真×女子高生×スローライフ

おすすめ度:★★★★☆

亡き父のカメラをきっかけに、写真を通じて新しい出会いや思い出を重ねていく、少女・ぽってのゆるやかな日常。

広島・竹原の美しい町並みと、ゆるやかで素朴な描写が心を穏やかにしてくれます。
ぽって自身がとても繊細で、悩んだり迷ったりしながらも前に進もうとする姿に、自分を重ねてしまう人も多いはず。

静かに優しく寄り添ってくれる“音楽のようなアニメ”です。


7. 異世界食堂

ジャンル:ファンタジー×グルメ×癒し

おすすめ度:★★★★☆

「洋食のねこや」という、週に1回だけ異世界と繋がる不思議な食堂が舞台。
毎回、異世界の住人がやってきては、美味しい料理に癒されていきます。

グルメアニメとしてもクオリティが高く、でもバトルや事件は一切なし。
ただ「うまい!」と言って幸せそうにご飯を食べる姿が、本当に心地いい。

料理って、言葉がいらない癒しなんだなぁと感じさせてくれる良作です。


癒し系アニメは「心の温泉」

ストレス社会に生きる私たちは、知らないうちに心の中に疲れを溜めています。
癒し系アニメは、そんな心を静かにゆるめて、温かい毛布のように包んでくれる存在です。

「今日はもう、何もしたくない」
「涙も笑いもいらない、ただ“ほっ”としたい」

そんな気分のときにこそ、今回ご紹介したアニメを、1話だけでも観てみてください。
それだけで、少しだけ今日が優しく感じられるかもしれません。