今回紹介するのは、数々の人気キャラを演じてきた実力派声優・梶裕貴さん。
『進撃の巨人』エレン役をはじめ、多彩な役柄と熱演でファンを魅了し続けています。今回はその魅力をたっぷりご紹介します。
◆梶裕貴さんってどんな人?
1985年9月3日生まれ、東京都出身。身長170cm、血液型はO型。
所属はヴィムス(VIMS)で、2004年に声優デビューして以来、数々の人気作品に出演しています。
学生時代から演劇に親しみ、「感情を声で表現する仕事がしたい」と声優の道へ。2003年の「アーツビジョン無料新人育成オーディション」で特別賞を受賞し、着実にキャリアを積んでいきました。
◆代表的な出演作品
梶さんはとにかく“感情をぶつける演技”に強い!ここでは代表作をいくつかご紹介します。
- エレン・イェーガー(進撃の巨人)
…「駆逐してやる!」の叫びで世界中のアニメファンを震わせた伝説的な役。怒りと葛藤を抱える少年の心の揺れを見事に演じきりました。 - メルエム(HUNTER×HUNTER)
…冷酷なキメラアントの王から、人間味ある存在への変化を繊細に表現。圧倒的な存在感! - 夜ト(ノラガミ)
…コミカルでチャラそうなのに、ふとした瞬間に見せる影の深さが絶妙。こういう“掴みどころのない”役を演じるのもお手のもの。 - 錆兎(鬼滅の刃)
…わずかな登場ながら印象を残すキャラ。言葉の重みに“生”と“死”を感じさせる、静かな名演技。
ほかにも『僕のヒーローアカデミア』(轟焦凍の兄・燈矢=荼毘)、『七つの大罪』(メリオダス)など主演級がズラリ。
◆声優としての魅力
梶さんの最大の武器は、「叫びの演技」と「声の伸び」。
怒りや葛藤を内に抱える少年役で右に出る者はいないと言われるほどで、エレンの「うおおおおおおお!!!」はもはや彼の代名詞です。
一方で、「弱さ」「迷い」「愛情」などの微細な感情も見事に声で描けるのがすごい。
若干高めで透明感のある声だからこそ、少年から青年、時には闇を抱えたキャラまで幅広く演じ分けられます。
◆ラジオ・舞台・ナレーションも活躍中
声優にとどまらず、ナレーションや舞台俳優としても活動中。
NHKや民放のドキュメンタリー番組でのナレーションも多く、穏やかで説得力あるトーンが高評価。
また、テレビ出演やバラエティにも度々登場し、声優業界を代表する存在になっています。
◆プライベート・結婚は?
2019年に声優の竹達彩奈さんとの結婚を発表し、声優ファン界隈が歓喜に包まれました。
お互い人気声優として活躍しながら、夫婦で共演もある“理想の声優夫婦”としてファンからも支持されています。
◆演じるキャラに“命”を吹き込む人
梶裕貴さんが演じたキャラの多くは、言葉だけでなく魂の震えを感じさせるものばかり。
キャラが感情を爆発させる瞬間、視聴者も胸が熱くなるのは、梶さんの全身全霊の演技があるからこそ。
デビューから20年近くが経っても、常に第一線で活躍し続けている理由がそこにあります。
◆まとめ
梶裕貴さんは、まさに“感情の表現者”。
アクション・ドラマ・ファンタジーと、どんなジャンルでも存在感を発揮する実力派声優です。
これからも、どんなキャラに命を吹き込んでくれるのか楽しみですね!
アニメファンなら、梶さんの「叫び」に心揺さぶられた経験、きっとあるはず。
まだ知らない方は、ぜひ彼の出演作をチェックしてみてください!